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ガラスの粉を型に詰めて焼くパート・ド・ヴェールという技法で、器を生み出す波多野裕子さん。その作品は、年々、より薄く、繊細なものになっている。また、季節によって色の調合も進化。作風であるスモーキーな色味はそのままに、夏は爽やかな白の茶則や、クールな中にやさしさを感じるパープルの豆皿、軽やかなブルーグレイのキューブ型のオブジェなど、いつもより透明感のある発色を心がけている。本格的に暑さを迎えるこの時季は、器を冷やしたり、水にくぐらせてから盛りつけることで、涼を演出するのがおすすめという波多野さん。冷蔵庫で冷たくしたグラスには冷酒を、豆皿にはピクルスを盛りつけて、夕暮れ時のひとときをガラスとともに過ごしたい。
サイズ:直径約8.5×高さ1.5㎝
素材:ガラス
※こちらは1点ものの作品になります。