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氷のようにひび割れた器面が清涼感をもたらす「ジュエリーベース」は、水をたたえたように艶めいて、吸い込まれそうに美しく、ゴールドのネックレスやリングがよく似合う。大小揃えて、重ねたり、並べたりしながら使うのも楽しい。塚崎愛さんは、インテリアオブジェから器、アクセサリーまでを陶器で作ってしまう陶芸家。焼き物を学んだ学生時代に、ガラス質の釉薬の特性を生かした造形物を制作したのをきっかけに、その透明感や質感をふだん使いできる作品に取り入れることはできないかと考え、ジュエリーのための器を生み出した。「水や空気のようになんでもないけれど、いつも傍らにあって心地いいものを届けた1い」という作品は、静かに存在し、安らぎを与えてくれる。ガラス質の釉薬と白土のコントラストにより、自然物のような雰囲気。
サイズ:直径8.3×高さ1.7㎝素材:半磁土、ガラス釉
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