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「花器はいろいろな角度から見て楽しめることが大事」と考える小泉敦信さんは、土を成形するとき、近くから、遠くから、上から眺めつつ気持ちのいい形を探るそう。中国陶磁を写した梅瓶はすっきりとモダンで、写しであってもいまの自分の感覚に即した線を大切にしていることがうかがえる。その一方で、「表情は灰がかぶるなどして味が出たり、見どころが増えるほうが好き」だそう。ブルー〜グレーの色の混じり合いが爽やかで、春色の花にぴったりです。
※素材:磁器
※サイズ:高さ約24.5cm×口径約1.8cm×幅約10.5cm