郡司製陶所

郡司庸久さんと郡司慶子さん夫妻を中心に共同で作陶。2015年より栃木県益子町の里山にて住居兼アトリエを構えている。

 


●10人10様“暮らしの白”展(「HERS夏号」/2021年より)

郡司庸久さん、慶子さんご夫妻が栃木県の益子に構える「郡司製陶所」の器。日々の食卓からヒントを得て作るとおふたりが言うように、毎日の普通の献立に使い勝手のいいサイズであることはもちろん、盛り付ける部分の深さやカーブが絶妙で、使うたびにその良さにのめり込んでしまうものばかり。料理好きの間で評判なのも納得だ。

オーバル皿は縦に長い端正なフォルムだが、白土に乳白釉を施した素朴な白が民藝の器をルーツとする益子の土のあたたかみを感じさせる。4寸皿は、小さめの取り皿として、食卓のスペースが限られている場合にも便利なサイズ。白土に透明薬を施した黄みがかった白は、煮物など和食にもよく合う。食べ進めるうちに顔を出す彫り模様が楽しい。(取材・文/衣奈彩子)

 

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